しかし、具体的にどのような仕事があるのかについては、いまいちわからない人もいるのではないでしょうか。
この記事では、ネットで仕事するときに必要なもの、ネットでできる簡単お小遣い稼ぎ、サラリーマンが副業する際の注意点について詳しく解説します。
サラリーマンで副業をお考えの方は、ぜひ参考にしてみてください。
ネットで仕事するときに必要なもの
ネットで仕事をするときには、以下のようなものが必要です。
- インターネット環境
- 安定して動作するデバイス
ネットで働くために最低限必要なものは、インターネット環境と安定して動作するデバイスとなります。
インターネット環境は有線LANと無線LANの2種類があり、Wi-Fiを通して作業する場合は無線LANに対応したデバイスが必要です。
有線LANだと固定回線が必要で、自宅でしか作業できないため、注意が必要となります。
まずはインターネット環境を整え、自宅でも外でも仕事できるようパソコン・タブレット・スマホを用意しましょう。
すでにお持ちの人はすぐにでも仕事を始められるため、どのような内容のものがあるのか探してみてください。
ネットでできる簡単お小遣い稼ぎ
ネットでできる簡単なお小遣い稼ぎには、以下のようなものがあります。
- アンケートモニター
- データ入力
- 文字起こし
- 不用品販売
- 配信業
以上の仕事は、インターネット環境と安定して動作するデバイスがあればすぐにでも始められるため、興味があるものから挑戦してみてください。
場合によっては月数万円ほどの収入になる可能性があるため、とにかくやってみる姿勢が大切です。
アンケートモニター
アンケートモニターとは、アンケートに回答して稼ぐ仕事です。
特定の企業が提供している商品やサービスを利用して回答するタイプのものから、老若男女問わず回答できるものまで幅広い案件があり、誰でもすぐに始められます。
アンケートモニターは、スマホさえあれば隙間時間にできるのが魅力といえるでしょう。
もちろん、タブレットやパソコンでまとまった時間取り組むこともできるため、特別な技術・知識なしに稼ぎたい人に向いています。
ただ、アンケートモニターは仕事の性質上、大金を稼げるわけではありません。あくまでもネットできる簡単なお小遣い稼ぎとして考えておきましょう。
データ入力
データ入力とは、特定の情報をリストなどにまとめる仕事です。
紙媒体で収集した調査結果をまとめたり、車内で使用した書類を電子でまとめたり、顧客のリストを作成したりするのが主な仕事です。
一見するとデータ入力は難しそうな仕事に思えるかもしれませんが、慣れれば誰でもできる仕事が大半で、特別なスキルを求められることはありません。
サラリーマンだけでなく主婦（主夫）の人も働いているため、隙間時間にやる仕事としてはおすすめといえるでしょう。
文字起こし
音声データから文字に起こす仕事、文字起こしに挑戦するのも良いかもしれません。
文字起こしはあらかじめ録音された音声を文字に起こす仕事で、最近では動画として撮影されたものにテロップを入れる仕事もあります。
基本的には音声を文字に変換するだけの仕事であるため、難しいことは皆無です。
ただし、常に音声を聞きながら文字に起こしていかなければならないため、根気が必要な仕事となるでしょう。
不用品販売
子供の頃に買ってもらったカードやゲーム、大人になってから集めたコレクションなどを販売して収入を得るのが不用品販売です。
不用品販売はいらなくなったものを売るだけであるため、元手は必要ありません。
実家や自宅にある不用品をメルカリなどのフリマアプリで出品し、購入者に送るだけで一定の収入が得られます。
一時的な仕事としては始めやすく、それでいて特別なスキルもなく続けられるため、ちょっとしたお小遣い稼ぎに適しているでしょう。
ただし、昔購入したもののなかにはプレミアがついて高値となっている可能性があるため、相場を調べてから出品するのがおすすめです。
配信業
配信業は、空いている時間に配信を行い、運営からの広告収入や視聴者からの投げ銭で稼ぐ方法です。
もちろん、インフルエンサーのように影響力がなければ大金を稼ぐことは叶いませんが、ちょっとしたお小遣い程度であれば通常の配信でも到達可能といえるでしょう。
場合によっては完全な素人から始めて、月々数千円〜数万円の収入を得ている人も珍しくありません。
配信業で稼ぐためにはファンやリピーターが必要不可欠ですが、自分自身を応援してくれる人に出会えるため、モチベーションを保ちながら続けられる副業といえるかもしれません。
サラリーマンが副業する際の注意点
サラリーマンが副業する場合、本業の職場に知られる可能性がある点、確定申告が必要となる場合がある点、住民税の支払いが発生する点、社会保険料が負担になる店に要注意です。
ここでは、サラリーマンが副業する際の注意点について詳しく解説します。
本業の職場に知られる可能性がある
サラリーマンが副業する際、本業の職場に知られる可能性があります。副業が許可されている場合はいくら稼いでも構いませんが、禁止されている場合は問題です。
仮に禁止されているにもかかわらず副業していたことが職場に発覚した場合、就業規則違反として何らかの処罰が下されるかもしれません。
理想としては、職場に副業を認めてもらって堂々と働くことです。
どうしても黙ったまま副業しなければならない場合は、住民税を普通徴収で支払ったり、社会保険に加入する仕事は避けたりすることを推奨します。
確定申告が必要となる場合がある
サラリーマンが副業で一定の収入を稼いだ際、確定申告が必要となる場合があります。確定申告とは、1月1日〜12月31日までに稼いだ金額を税務署に報告する手続きです。
確定申告をせずに収入を得続けていた場合、悪質な脱税行為と見なされ、最悪の場合は逮捕・追徴課税となります。
逮捕されるケースは稀ですが、後から支払うべき税金が発覚して追徴課税となるパターンは決して珍しくないため、十分に注意が必要となるでしょう。
具体的には、本業の他に20万円以上の収入を1年間で稼いだ場合は申告が必要です。
住民税の支払いが発生する
本業の他に20万円の収入を1年間で稼いだ場合に確定申告が必要となるのですが、確定申告を行った場合は住民税の支払いが発生します。
住民税は1年間に稼いだ金額から算出され、副業で稼ぐほど高額になるため十分に注意が必要です。
その他、所得税も稼いだ金額によって加算されるシステムであるため、あまり稼ぎすぎると翌年の税金が負担となる可能性があるでしょう。
社会保険料が負担になる
サラリーマンの社会保険料は会社が半分負担してくれるのが一般的ですが、副業で社会保険に加入した場合は個人事業主扱いで全額負担となる場合があります。
個人事業主の場合は業務委託で仕事を受けるのが一般的ですが、取引先によっては社会保険への加入を求めてくる場合も珍しくありません。
しかし、副業で社会保険に加入すると保険料の負担が増すため、注意が必要です。
まとめ
サラリーマンとして働いていても、インターネット環境と安定して動作するデバイスがあればネットでお小遣い稼ぎが可能です。
例えば、アンケートモニターやデータ入力は誰でも始められて、月々数千円〜数万円ほど稼げる可能性があります。
他にも、文字起こし、不用品販売、配信業などネットでできる仕事はいくつかあるため、ぜひ副業として挑戦してみてはいかがでしょうか。
ただし、副業が禁止されている職場で働いている場合は、許可を得てから始めることを推奨します。
場合によっては確定申告が必要となるため、税金関係には十分注意しながら働くのが安心です。