副業として注目を集めているFXですが、サラリーマンの中でも気になっている方は多いのではないでしょうか。
FXは平日24時間いつでも取引でき少額から始められるため、副業初心者のサラリーマンに特におすすめです。
この記事では、サラリーマンがFXを副業として始める際に押さえておきたい基本的なポイントについて詳しく解説していきます。
副業としてFXを選ぶメリットやデメリット、FXの具体的な勉強方法などをまとめているため、ぜひ参考にしてみてください。
副業初心者のサラリーマンにFXがおすすめな理由
副業初心者のサラリーマンにFXがおすすめな理由は主に4つあります。
- 平日24時間いつでも取引できる
- 少額から取引できる
- FXを通じて政治や経済に詳しくなれる
- 副業禁止の会社でもできる可能性がある
ここでは上記4つの理由についてそれぞれ解説します。
平日24時間いつでも取引できる
FXは世界中で取引が行われており、24時間いつでも取引が可能です。
ニューヨーク市場、ロンドン市場、東京市場など主要な市場が開いているため、時間に縛られず取引を行うことができます。
サラリーマンは日中の仕事が終わった後でも自宅でリラックスしながら取引を進めることが可能です。
深夜や早朝でも取引ができるため、出勤前や帰宅後に柔軟に時間を使うことができます。
少額から取引できる
FXの大きなメリットは、少額の資金から始められることです。
たとえば1万円や5千円といった少額からでも取引が可能なため、大きな初期投資が必要ありません。
さらにレバレッジ(入金した資金の何倍もの金額で取引できる仕組み)を利用することで、小さな元手でも大きな取引を行うことができます。
ただしレバレッジはリスクも伴うため、始めたばかりの時は低めのレバレッジ設定で取引を行うことをおすすめします。
これにより大きなリスクを負わずに少しずつ経験を積むことができ、徐々に自信を持って取引を行えるようになります。
FXを通じて政治や経済に詳しくなれる
FX取引を行うことで、自然と政治や経済の動向に敏感になります。
通貨価値は各国の経済状況だけでなく、政治的な出来事や国際関係にも大きく影響されるためです。
たとえば中央銀行の政策金利の変更や重要な選挙結果などが通貨の価値に影響を与えることから、ニュースをチェックする習慣が身につきます。
このようにFXを通じて政治や経済に詳しくなることで知識が増え、投資全般に対する理解も深まります。
副業禁止の会社でもできる可能性がある
副業を禁止している会社もありますが、FXはその例外となり得る場合があります。
なぜならFXは業務契約ではなく、個人の資産運用として扱われるためです。
そのため副業を禁止している会社でも規則の範囲内で実施できる可能性があります。
ただし会社によっては社内規定で投資が禁止されている場合もあるため、事前に確認が必要です。
副業としてFXを選ぶデメリット
FXには上記で紹介したようなメリットもありますが、同時にデメリットも存在します。副業としてFXを選ぶデメリットは以下の通りです。
- 損失が出る可能性がある
- 勉強が必要
- 年間20万円以上稼いだら確定申告が必要
ここでは上記3つのデメリットについてそれぞれ解説します。
損失が出る可能性がある
FXは資金を元に通貨を取引する投資方法ですが、その価格が非常に変動しやすいため、思わぬ損失を被るリスクがあります。
特に相場の急激な変動や予測の誤りによって、大きな損失が発生することがあります。
FXにはレバレッジを利用して小額の資金で大きな取引を行える特徴がありますが、損失が膨らむリスクもあるため注意が必要です。
資金管理をしっかりと行い、リスクを十分に理解してから始めるようにしましょう。
勉強が必要
FXを始めるには、基本的な知識や取引方法について理解しなくてはいけません。
為替の動向を読み解くための経済指標やテクニカル分析、リスク管理の方法など、多岐にわたる知識の習得が求められます。
これに加えて実際の取引経験も積む必要があり、そのための勉強には時間と労力がかかります。
また情報の更新も必要で、世界の経済動向や政治的なニュースにも常にアンテナを張っておかなければなりません。
年間20万円以上稼いだら確定申告が必要
FXで得た利益が年間20万円以上に達した場合、日本の税法に基づき確定申告を行う義務があります。
確定申告をしないとペナルティを受けるリスクも存在するため、注意が必要です。
なお、確定申告には白色申告と青色申告の2つの種類があり、以下のような違いがあります。
- 白色申告:手続きがシンプルで簡単
- 青色申告:事前に手続きが必要だが最大65万円の特別控除が受けられる
FXの知識と合わせて確定申告についても詳しく知っておき、自分に合った方法で申告を行いましょう。
初心者におすすめのFXの勉強方法
初心者におすすめのFXの勉強方法は以下の4つです。
- ネットで情報を学ぶ
- FX本を読む
- FXのセミナーに参加する
- デモトレードで試してみる
ここでは上記4つの勉強方法についてそれぞれ解説します。
ネットで情報を学ぶ
インターネットには、FXに関する情報が多く転がっています。
ブログやSNS、オンラインコミュニティなどを活用することで、最新のマーケット動向や専門的な情報を手に入れられます。
特に初心者向けの入門記事や動画は、基本的な知識を理解するのに役立つでしょう。
ネットで学ぶ場合は、信頼性の高い情報源を選ぶことが重要です。
FX本を読む
深い知識を体系的に学びたいときは、FXに関する書籍を読むのが効果的です。
初心者向けの入門書から、より高度なテクニカル分析について解説した専門書まで、様々なレベルの書籍が揃っています。
本を読むことで、時間をかけてじっくりと知識を吸収することができます。
特に著名なトレーダーが書いた書籍は、具体的な取引戦略や市場分析の手法を学ぶ上で非常に有用です。
読書を通じて蓄積した知識は、実際の取引で確実に役立つでしょう。
FXのセミナーに参加する
FXのセミナーは専門家から直接学ぶことができる絶好の機会です。
セミナーでは、基本的な用語や取引の流れ、リスク管理の方法などを体系的に学ぶことができます。
さらに質問があればその場で解決できる点も大きなメリットです。
オンラインセミナーも増えており自宅からでも参加できるため、ぜひ積極的に活用してみてください。
デモトレードで試してみる
デモトレードは、実際のお金を使わずにFX取引を体験できる非常に有用なツールです。
多くのFX業者が提供しており、リアルタイムの市場データを使用して取引の練習をすることができます。
デモトレードを利用することで、取引の流れを体感しながらリスク管理や戦略のテストも行えます。
また感情のコントロールや自分自身の取引スタイルを見つけるのにも役立つでしょう。
効果的な学びになるため、初心者はまずデモトレードを試してみることを強くおすすめします。
まとめ
これからFXを始める初心者の方が押さえておくべきポイントについて解説しました。
サラリーマンの方がFXを副業として始める場合は、リスク管理を最優先に考えること、学習と実践を繰り返すことで知識と技術を磨くこと、そして本業とのバランスを保つことが重要です。
日常生活や本業に影響を及ぼさない範囲で、無理なく取り組んでみてください。