在宅で簡単できるお小遣い稼ぎの1つとしてFXに興味がある人もいるでしょう。
ただ、FXは資産運用の1つであり損失が生じる可能性がある点から、始めたいけれど不安を抱えていることもあるかもしれません。
そこで、この記事ではFXでのお小遣い稼ぎに向いている人・向いていない人の特徴などを解説します。
FXを始めたいと思っている人、自分はFXに向いているのか知りたい人はぜひ最後までご覧ください。
FXに向いている人の特徴
まずはFXに向いている人の特徴を4つ紹介します。
これらの特徴に当てはまっていれば、お小遣い稼ぎの手段としてFXを前向きに検討してみましょう。
長期的な視点で物事を考えることが得意
FX取引は利益を得られるリターンがある反面、損失が生じるリスクもあります。
一時的な利益や損失に左右されることなく、商品性・資産状況・人生設計などを加味して長期的な視点でFXに取り組むことが大切です。
こういった点から、短期的ではなく長期的な視点で物事を考えられる人がFXに向いています。
冷静な判断ができる
損失が続いた場合など、つい今までの損失を取り返そうと高リスクな取引をしてしまいがちです。
しかし、損失が続いたときこそ「なぜ損失が続いているのか」を冷静に考え自分の癖などを見直す必要があります。
FX取引がうまく行っているときではなく、損失がでているときこそ冷静な判断ができるかが重要です。
分析が得意または好き
FXでより安定して利益をだすためには、世界経済や情勢、市場などの分析力の高さが必要です。
どれも変動し続けるため、常に情報収集と分析を行う必要があり、分析などが得意または好きな人はFXに向いているといえるでしょう。
逆に分析が苦手・苦痛な人は損失が続いた際に「なぜ」を見つけられず、損失を止められなかったり効率的に利益をだしたりすることは難しいかもしれません。
生活資金にある程度余裕がある
FX取引を行う際には、生活資金にある程度の余裕が必要です。
資金に余裕があれば、多少の損失がでても慌てずFX取引に集中できます。
生活資金までFXに使ってしまい損失が生じると、日常生活にまで支障がでてしまい、パートナーとの関係に亀裂が入る原因になるかもしれません。
また、生活資金まで手を付けると気持ちの余裕がなくなり、冷静な取引ができなくなるでしょう。
そのため、ある程度資金に余裕がある人がFX取引に向いています。
FXに向いていない人の特徴
次にFXに向いていない人の特徴を3つ紹介します。
こちらの特徴に当てはまってしまうと、FXで大きな損失をだしてしまう可能性があります。
もし、FXを行う際には十分に注意しながら進めるようにしましょう。
一発逆転を狙ってしまう
一発逆転ばかり狙ってしまったりギャンブル好きだったりする人がFXを行うのは危険です。
FXはレバレッジと呼ばれる資金の最大25倍の金額で取引することも可能ですが、損失がでた際にギャンブル感覚でムキになって無茶な取引をしてしまう可能性があります。
無茶で冷静ではない状態の取引は失敗しやすい傾向にあり、より大きな損失が生まれるかもしれません。
FXはギャンブルではなく、投資だということをしっかり理解しておきましょう。
一発逆転を狙うのではなく、綿密な情報収集や損切などの一定のルールをしっかりと守ることが大切です。
長期的な予想が苦手
短期的な値動きにしか注目できず、少し下がったら慌てて売ってしまう人は相場全体の把握ができないためFXには向かないとされています。
ただ、長期的な予想が苦手な人は短期間で売買を繰り返すスキャルピングトレードといったトレード方法に絞るとうまく行く場合があります。
逆に2日〜1週間程をかけて取引を行うスイングトレードは長期的な予想がより重要とされるトレード方法なので避けた方がよいでしょう。
絶対に損失を出したくない
FXは資産運用の1つであり、利益がでることもあれば損失がでることもあります。
FXを始める際に絶対に損失を出したくないと思っている人はFXには向かない傾向にあります。
FXのプロでも日々利益と損失を繰り返しており、短期間で急激な値動きをすることもあるため損失をまったく出さないことは不可能です。
FXを始める際には、ある程度の損失がでることは仕方がないと思っておきましょう。
また、「絶対に損失をだしたくない」といった気持ちが強い場合、詐欺教材やツールに手をだしてしまう可能性も高くなります。
詐欺教材などに手をだしてしまうと、お小遣いを稼ぐのではなくどんどんお金がなくなってしまうため絶対に手を出さないようにしましょう。
FXでお小遣い稼ぎを始めるには?
それでは、実際にFXでお小遣い稼ぎを始めるにはどうすればよいのでしょうか。
FXでお小遣い稼ぎを始める際にやることについて解説します。
FXについて基本的な知識を身に付ける
初めてFX取引を行う場合は、まずそもそもの仕組みやチャートの見方などFXの基本的な知識を身に付けましょう。
基本的な勉強法としては、解説本を読んだり初心者向けセミナーに参加したりするとよいでしょう。
ここで詐欺教材などに手を出さないように、費用は適正か信用性の高い情報化などをチェックしておくと安心です。
初めにFXの基本的な知識を身に付けておくことで、ギャンブル的要素を減らすことができ、自分なりの考えで取引を進められるでしょう。
FX取引の準備をする
実際にFX取引を行う際にはさまざまな準備が必要です。
おもに必要な準備は以下のとおりです。
- FX取引用口座を開設するFX会社を選ぶ
- FX取引用口座を開設
- 口座へ資金を入金する
- 取引を行う通貨ペアを決める
- 実際に売買を行う
上記の流れは基本的にどこのFX会社でも同じです。
FX会社を選ぶ際には、取引通貨の多さや初心者向けコンテンツの充実感を参考に選ぶと初心者でも安心でおすすめです。
まずは1通貨ペア・少額から始める
FX取引はまず1通貨ペア・少額の取引から始めましょう。
通貨ペアは米国ドル/円やユーロ/円などの取引を行う通貨の組み合わせで、複数同時に取引をすることも可能です。
しかし初心者が複数の取引を同時進行すると値動きを追えなくなってしまう可能性があります。
また、FX取引の流れなどがよく分かっていない、操作に慣れていない状態で大きな金額でのとりひきをすると失敗しやすいです。
最初は1通貨ペア・少額でFX取引の流れや操作に慣れていきましょう。
少しずつ通貨ペアや取引金額を増やしていく
1通貨ペア・少額でFX取引の流れや操作に慣れてきたら少しずつ通貨ペアや取引金額を増やしていきましょう。
ここで一気に増やしてしまうのは失敗の元です。
少し増やして取引を行い、慣れたらまた少し増やしてといったように段階的に増やしていくことを意識してください。
少しづつ経験を積みながら大きな取引に挑戦することで、損失が大きくなるリスクを減らせます。
まとめ
FXは在宅で簡単にできるお小遣い稼ぎの1つですが、向いている人と向いていない人がいます。
FXに向いているのは、長期的な視点で物事を考えられたり、冷静な判断ができたりする人です。
一方でFXに向いていないのは、一発逆転を狙ってしまったり長期的な予想が苦手だったりする人です。
向いていない人でも、トレード方法などを工夫することでFXに取り組むことはできます。
まずは自分がFXに向いているのか向いていないのかを知り、トレード方法や自分なりのルールなどを決めてFXを始めてみましょう。