副業投資は学生でも月3万狙える!初心者でも安全に稼げる投資手法を紹介

学生の中には投資で不労所得を得て、アルバイトをせずに稼ぎたいと希望する人もいるでしょう。

しかし「万一損失が発生してはどうしよう」と不安が先走り、手を出せないケースも見受けられます。

副業投資は正しい手法を意識して堅実に取り組めば、投資が初めてでも利益が出せる方法です。

今回は学生が副業投資を始めるメリットとデメリット、おすすめの投資手法を紹介します。本記事を読めば投資を始めるべきか決める判断材料を得るだけでなく、自分に適した投資手法を見つけられるでしょう。

副業投資は学生でも月3万狙える!初心者でも安全に稼げる投資手法を紹介

学生が副業投資を始めるメリット

投資は作業時間が伴わなくて済む点が他の副業との違いです。忙しい学生でも学生生活との両立がしやすく、手軽に取り組める手法です。

また値動きを正確に読むために入念な企業研究をする結果、就活で入りたいと思える会社を見つけやすくなるでしょう。学生が投資を副業に選ぶと得られるメリットを詳しく解説します。

空きコマや電車の中のすき間時間でできる

金融商品の売買はスマホのアプリでつつがなく行うことが可能です。取引する際の物理的な場所に縛られず、講義と講義の間や電車の中のすき間時間を活用して、ものの数分で終わります。

他の仕事に向かう途中や、学生生活のすき間でほぼ時間をかけずにできるのは投資の特徴です。データ入力やWebライティング、プログラミングのように作業系の副業とは一線を画します。

投資の場合、1回に複数の銘柄をまとめて購入するよりタイミングをずらした方が良いとされます。高値で掴んだ際の値下がりリスクを減らして、分散投資の利点を享受できるためです。

すき間時間を利用して「今日はA株を購入して明日はB株を購入しよう」と小まめな取引が可能なのも副業投資の魅力です。

就活で入りたいと思える企業が見つかる

学生が投資をすると、本格的に就活を始める前に入社したいと思える企業を見つけやすくなります。

投資先の銘柄を決めるため、事前に入念な企業調査を行うためです。将来高確率で値上がりする企業を見つけるには、チャートの値動きだけでなく、財務諸表や会社四季報など資料の確認も必要です。

製品やサービスへの理解も深まりやすく、魅力的な企業を見つけた時は入社意欲が刺激される場合があります。

大学1年や2年のうちに入りたい会社の目星がついていれば、他の就活生より就活で一歩前に立てるでしょう。選考対策を早めに始めやすくなる上、選考対策自体になるのは大学生が投資を始めるメリットです。

初心者でも月3万円の収入を狙える

副業投資は間違った投資手法を選択しなければ、投資未経験の学生でも安定した利益を出せる方法です。具体的には月3万円〜5万円程度の収入に達するのは珍しくありません。

アルバイトで同水準の金額を稼ごうと考えると、時給1,000円と仮定して30時間の労働が伴います。

学業や他の労働、プライベートな用事で忙しい学生の場合、物理的に労働時間を捻出できない場合も珍しくありません。

ただし株式投資で月3万円を初月から稼ぐには大きな元手が必要です。十分な初期投資が難しい場合、長期の分散投資を念頭に置くと、半年から1年かけて目標金額に達する可能性が大きくなります。

稼ぐ際に合った金融資産は株式です。チャートの値動きによるキャピタルゲインに加えて、配当金や優待券によるプラスアルファの収益を狙えます。

学生が副業投資を始めるデメリット

学生が副業投資を始めるデメリット

投資を始める際に誰もが抱く不安が「買った株が暴落して損失が発生しないか」です。株式投資に取り組む以上、元本割れのリスクからは完全には逃れられません。

正しい知識を身に付けて、価値が低くなる金融資産を掴まない確率を上げる必要があります。リスクが大きい副業投資のデメリットをきちんと把握しましょう。

まとまった初期投資が必要になる

株で本格的に稼ごうと思うならば、目安として月1万円以上のまとまった初期投資が必要です。

数百円、数千円でも投資を始めることは可能ですが、リターンが小さく、利益が出ても雀の涙程度にしかなりにくくなります。

投資に慣れる意味合いはあっても、収入を上げる副業の本来の目的からは達成できません。学生で今の生活がカツカツな場合、十分な初期投資を用意できず満足な投資の未遂に終わる場合があります。

そもそも投資は余剰資金で始めることが鉄則です。生活費を減らしてまで投資額を捻出するのは健康に及ぼす危険もあり、勧められません。

月1万円の初期投資が用意できない時は、他の働き方を考えたり、まずは貯金を貯めたりする戦略が求められます。

元本割れのリスクがある

元本割れとは保有資産の価格が下落して、投資金額より下回ることです。株式でも仮想通貨でも投資信託でも、基本的に金融商品の運用では元本割れのリスクからは避けられません。

銀行の預貯金には元本保証が付され、円の価値が預け入れ当初より下落しても、当時の金額は保証されます。

元手を失うリスクが怖い時は「長期・分散・積立」の投資3原則を意識することが大切です。基本に則った運用をすれば、元本割れのリスクを極限まで減らせます。

安定して稼ぐには知識を身に付ける必要がある

理由はともかく価値の上昇で売買差益を得られる投資は、ビギナーズラックの可能性があります。

しかし安定して稼ごうと考えると投資やチャート分析の知識が必須です。ファンダメンタルズ分析やテクニカル分析、財務諸表の読み解き方、税金の知識などが該当します。

独特の専門用語や口座開設の方法、お得な銘柄や取引所の選び方なども重要です。株価をはじめ金融資産の価格は様々な事象が絡み合って決まります。

自信をもって銘柄を選べるレベルまで達するには、広範囲の知識が必要です。十分な勉強をしてから始めようと先延ばしすると、投資はいつまで経っても始められません。

実際の運用を通して足りない部分は都度補う意識を持って、学びと実践を両立させることが大切です。

リスクを抑えて安全に稼げる学生向け投資手法4選

リスクを抑えて安全に稼げる学生向け投資手法4選

学生が副業投資で安定して稼ぐには安全な方法の選択が基本戦略です。リスクを取ってでも大きく稼ぎたい人は、値動きが激しく、資産運用以外の使い道もある仮想通貨投資をおすすめします。

株式投資は資産の値上がり以外にも優待券や配当金による収益があり、3通りの稼ぎ方を狙える方法です。

現在は1株単位で売買可能な手法も登場し、まとまった初期投資額を確保しにくい学生でも取引しやすくなりました。

短期的な値動きに左右されず安心・堅実に利益を出すには、分散投資で複数の株に資金を拠出する戦略が有効です。

ある株式の値下がりの影響を他の株式でカバーすることで、暴落による影響を避け、長期的に利益が積み重なります。

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投資信託

投資信託とは、保有資産の運用を専門家(ファンドマネージャー)に一任する投資方法です。投資家である学生は金融商品と定期的な拠出額を決めるだけで、後はほったらかしで済みます。

専門家が投資商品の範囲内で株式や債券に分散投資するため、低リスクで始められるのも利点です。

投資信託は税制上の優遇措置を受けられることも特徴です。NISA(少額投資非課税制度)ではNISA口座内で購入した資産から得られた運用益に対する税金がかかりません。

2024年から始まった新NISAでは年間トータル360万円の範囲内で非課税の恩恵を受けられます。

REIT(リート)

REITは不動産投資信託の不動産バージョンで、投資家から資金を集めた専門家が賃貸物件やオフィスビルなどの不動産を購入します。

購入資産の家賃収入や売却益が資金を拠出した学生に還元されるのです。REITの特徴は配当金の利回りの良さです。J-REITの平均予想分配金は年間5%を超えるケースも確認されています。

一方株の場合、東証一部の配当利回りではプライム・グロース・スタンダードの各市場とも3%を下回ります(2023年)。

学生がREITを始めるメリットは、購入金額が大きくハードルが高い不動産投資を少ない元手で実施できる点です。

投資信託の一種となり分散投資の利点も享受できるため、値動きによるリスクヘッジにもつながります。

仮想通貨

仮想通貨(暗号資産)投資ではビットコインやイーサリアムに代表される、実体のないデジタル上の資産を取引の対象とします。

政府や銀行の後ろ盾がなく、利用者同士のパソコンをブロックチェーンでつないで相互に取引の内容を保証し合う仕組みです。

仮想通貨は株や債券と比べて値動きが激しく、短期間で大きく稼ぎたい人に向いています。またNFT(所有権が付されたデジタル資産)やNFTゲームで取引をする際に仮想通貨が必要になります。

ビットコインやイーサリアムを保有することで、デジタル資産やオンラインゲームを始めることが可能です。NFTゲームで稼いだり、取得したアイテムを市場で売りに出したりと投資以外の収益の出し方も狙えます。

まとめ

投資初心者でも長期・積立・分散の3原則に沿って行えば、いずれ月3万円程度の収入を確保できる時期が訪れるでしょう。

専門用語の理解をはじめ、最初にある程度の知識は必要ですが、足りない知見は実践の過程で都度補えば問題ありません。

学生おすすめの投資手法は株式投資です。複数の稼ぎ方がある上に入念な企業分析を経験できるためです。ぜひこの記事を参考に、学生のうちから投資で不労所得を得られるようになりましょう。