パートで働きながら家事もする多忙な主婦は「これ以上仕事を増やせない」と感じるかもしれません。
在宅可でパソコンでの作業で済む副業ならば、過度な負担なく、収入額を増やせる可能性があります。特にネット副業は業務量の調整がしやすい、おすすめの働き方です。
この記事では副業とアルバイトの違いや、短時間で稼げる仕事の見つけ方を紹介します。時間がないけどお小遣いが欲しいとお悩みの方は是非ご覧ください。
副業とアルバイトの違い
副業は言うなれば「本業の他に1つ以上の仕事を掛け持ちした状態」を表し、明確な定義がある訳ではありません。
主婦の場合、アルバイトとの掛け持ちや副業同士で複数の案件をこなすシチュエーションが該当します。パートとの違いを端的にいえば、雇用契約を交わすかどうかです。
副業は業務委託契約を交わして、時間や場所に縛られず働く場合も珍しくありません。副業とアルバイトの違いに関して詳しくみてみましょう。
複数の仕事を掛け持ちしやすい
副業は1件当たりの作業量や拘束時間が短い傾向があり、複数の案件の掛け持ちが可能です。
アルバイトは通勤が伴い、基本的に勤務先で業務に従事しなくてはいけません。拘束時間が長くなる傾向があり、家事や育児にかける時間を考えると、バイト同士の掛け持ちは現実ではないでしょう。
副業は「在宅可」「スマホ可」など自宅で気軽に取り組める仕事が多数です。自分のタイミングで好きに始める・終えるタイミングを調整でき、すき間時間でちょこちょことこなせます。
アルバイト×副業、副業×副業のように、目標額やライフスタイルに応じたコントロールがしやすいのも特徴です。
成果に応じて報酬額が変わる
副業は報酬形態も自由度が高く、アルバイトでみられる時給型の案件以外にも、成果報酬型(歩合制)の仕事が多数見つかります。
成果を出せば、アルバイトより短い労働時間で多くの収入を得ることが可能です。例えばブログのアフィリエイト報酬や、SNS運用におけるいいねやフォロワー数に応じた報酬体系が該当します。
上手くいけば一日ほぼ働かずに副業収入を得ることが可能です。労せずしてお小遣い稼ぎはもちろん、日々の生活をワンランク上げることが可能です。
主婦でも取り組みやすい仕事が多い
副業では「在宅可」「スマホ可」「未経験可」の案件が簡単に見つかります。
アルバイト以外に就業経験がない人でも、自身のキャリアに必要以上の心配をすることなく気軽に応募できます。
プログラミングやコンサルタント、営業代行のような一部の仕事を覗けば、基本的に副業では難しい知識や高いスキルは求められません。
officeソフトの基本的な操作を習得し、チャットツールで連絡がとれる人であれば、受注できる仕事は見つかります。
短時間で効率的に稼げる副業の見つけ方
主婦が副業に励む目的は学習費用の捻出や小遣い稼ぎ、生活費の補填などです。達成したいことは人それぞれでも、できる限り多く稼ぎたいと望む気持ちは誰しも持っています。
未経験可の仕事は多数ありますが、基本的に報酬相場は低めで満足いく収入につながりません。限られた時間で目標額を達成するために意識したいポイントを解説します。
在宅可の案件を選ぶ
在宅可の案件はストレスフリーで無理なく続けられます。副業の始めたては報酬が低くても、継続して知識やスキルがついた結果、徐々に単価が上がるケースは珍しくありません。
未経験からいきなり高報酬の仕事に従事できる可能性は極めて低いため、最初は我慢して徐々にステップアップを目指す戦略がおすすめです。
継続を優先事項と考えた場合、育児や家事と両立する上で在宅可の条件は極めて重要です。
それに一つの案件を安定的に長期でこなしていれば、クライアントから信頼を獲得し、他の仕事の依頼を受けられる場合があります。
相手方としても新たに契約先を見つけるより既存の関係性を活用できた方が依頼に至るまで迅速です。副業初心者の主婦は在宅案件をコツコツこなし、信頼の獲得を目指すと良いでしょう。
ネット副業型の案件を選ぶ
ネット副業型の案件は上述した在宅可の条件を見つけやすい上に、スマホ対応可の仕事もあります。パソコンがない人でも初期投資の必要なく、その日のうちに始められるのはスマホ副業の特徴です。
一件当たりの報酬は低くても、複数案件の掛け合わせで稼ぐという考え方もあります。作業系の仕事は単調な作業で飽きが来やすいのも特徴です。
気分転換もこめて、別の種類の仕事を複数こなすほうが一つの案件に長時間従事するよりパフォーマンスが上がるかもしれません。
すき間時間しか確保しにくい主婦にとって、ネット副業は気軽に目標額を達成できるおすすめの選択です。
経験や趣味が活かせる仕事を選ぶ
未経験でも経験者に負けない程のパフォーマンスを発揮すれば相応の対価を受け取れます。
はじめから高収入を得たいと望むなら、今までの経験や趣味が活かせないか検討してみましょう。
事務職の経験は資料作成、ハンドメイド制作の趣味は物販やオンラインショップの仕事獲得に結びつきます。興味がある・好きなジャンルならば、普通にこなしてきた人より高い成果を残せる可能性が高いです。
主婦でも気軽かつ稼げる副業5選
知識や経験に不安がある主婦でも、未経験から稼ぎやすい副業を5つピックアップしました。
Webライティング
指定を受けたテーマやキーワードで記事を執筆してクライアントから報酬を得る副業です。一定の文章力が求められるため、初めてすぐ稼げる簡単な仕事ではありません。
読みやすく分かりやすい文章を書くコツや、検索エンジンで上位を獲得するSEOライティングの力を身に付けると、文字単価が高い仕事でも契約を勝ち取れます。
ただしライバルは多く、クラウドソーシングで文字単価が2円以上の案件に応募すると競争率が極めて高いです。専門性を高めて、得意とする領域・ジャンルを見つけるなどの戦略が求められます。
データ入力
データ入力は提供を受けた資料の数値やデータをExcelやWordに転記してまとめる仕事です。1件あたりの報酬は数十円〜数百円が相場です。
タイピングが早くミスなく正確に業務をこなせる人ならば時給換算で1,000円を超える場合があります。セミナー動画やインタビューなど間違いが許されない文字起こしのタスクは報酬相場が高めです。
データ入力のネックはスマホでは作業のスピードや正確性が担保できず、稼ぎにくいことです。パソコンを保有してofficeソフトの利用に苦がなければ、早い段階で目標額を達成できる可能性が高いです。
スキル販売
スキル案件はマッチングプラットフォームを介して、特定のスキルを求めるユーザーを見つけて、サービスの提供の見返りに報酬を受け取る副業です。
基本的に業務に縛りはなく、購入者がいさえすれば何でも仕事になる自由度の高さが特徴です。WebデザインやWeb制作、動画編集などの専門性が問われる案件の他、電話占いや話し相手の募集のようなユニークな仕事も。
スキル販売は「〇〇の仕事を1時間1,000円で対応可能です」というように出品の際に自分で報酬金額を決められます。
希少性が高く需要があるスキルを持っていれば、言い値で希望通りの報酬を受け取ることも夢ではありません。
アフィリエイト
アフィリエイトは自分のブログに他社商品の広告を掲載し、広告収入を得るビジネスモデルです。
紹介する商材のジャンルや報酬発生の条件によって、月々の収入は大きく変わります。数万円以上のアフィリエイト収入を受け取る月もあれば、報酬ゼロになる月もあるでしょう。
中には副業ブログから入って専業アフィリエイトブロガーになり、年間1,000万円以上の収入を継続的に得ている人もいます。
ブログを書いたら必ず報酬が入るとは限りませんが、執筆したブログは資産として積み上がるのです。
読者の数が増えれば絶え間なく広告収益が発生して、眠っていても利益が出る不労所得が形成されます。初報酬を受け取るまでが大変で挫折する人も多いのですが、壁を乗り越えた時のリターンの大きさは魅力的です。
フリマアプリ
フリマアプリは家に眠る中古品や書籍を販売して売却益を得るシンプルな副業です。スマホで商品を撮影して簡単な紹介文を書けば準備完了。
契約後に梱包や発送手続きは必要となりますが、難しい作業は発生しません。単体ではまとまった稼ぎにはならなくても「ちりも積もれば山となる」で、売れた商品数次第では大きな収入源を確保できます。
出品→販売という行為になれたら、商品を仕入れたり、自らこしらえた商品を販売したりして高収入につなげられます。オンラインショップの開設・運営やせどりにステップアップ可能です。
まとめ
働く時間や場所に捉われない副業は、アルバイトやパートより自由度が高い働き方です。
今の稼ぎでは少々足りないと悩む人は、ネットで今の自分にもできる仕事はないか探すのがおすすめです。
低報酬の仕事ばかりだと副業に励む意義を見失いかねません。収入やスキルアップの意識をもち、最初は低水準でも徐々に報酬が上がる仕事を中心にみてみましょう。